レビュー依頼のコスト削減とレビュー数の大幅増を実現。サイトの改善にも活用
保湿クリームをメインとするシンプルスキンケアブランドやメンズ向けセルフケア商品のブランドを展開するSonotas 株式会社様。ECにおけるレビュー依頼の手間やレビュー収集のコスト面などに課題があったことから、レビューツールの切り替えを検討し、U-KOMIを導入しました。今回は、同社でEC事業をご担当されている橋元様に、U-KOMI導入の背景や決め手、導入後の効果などをお伺いしました。
全身用保湿クリームと男性用セルフケア商品のブランドを展開
まずは事業内容を教えてください。
弊社は、豊富なパッケージデザインでも知られ、シンプルな保湿クリームを中心に販売する「STEAMREAM(スチームクリーム)」と、メンズ向けのセルフケア商品である「CIGARRO(シガーロ)」という2つのブランドを展開する会社です。このうち、STEAM CREAMのECサイトでU-KOMIを導入しています。
STEAM CREAMは2007年にブランドを立ち上げ、これまでに1千万缶以上の販売実績を誇っています。シンプルスキンケアを提唱し、肌の保湿だけではなく、紫外線や暑さ・大気汚染などから肌を守るための商品も展開しています。
ECだけでなく直営店を6店舗、全国でポップアップショップを年間200店舗ほど展開するほか、総合雑貨店や量販店の化粧品売り場600店舗ほどでも販売しており知名度を獲得しています。
STEAM CREAM、CIGARROともに原材料や製法にこだわっており、良質な商品やサービスを通してお客様に感動と喜びをお届けすることを目指しています。
レビュー依頼の手間やコスト面などに課題があり、U-KOMIを導入
U-KOMI導入前にはどのような課題がありましたか?
他社のレビューツールを2年ほど利用していましたが、さまざまな課題を感じていました。
1つ目はカートとの自動連携ができず、毎月手作業で注文情報を取り込む必要があった点です。毎月その作業にリソースを割かなければならず、負担に感じていました。
2つ目は、従量課金制だったためにコストと弊社でかけられる予算との兼ね合いが難しかった点です。本当はすべての受注に対してレビュー依頼のメッセージを送りたかったのですが、実際には毎月の受注の半分程度しか送れていませんでした。
その結果、集まるレビューの数も少なく、費用対効果の面からより割高に感じていました。これが3つ目の課題です。
4つ目は、海外製のツールだったため管理画面が英語表記で、直観的な操作が難しかった点です。こうしたUI面の改善もできないかと考え、新たなツールへの切り替えを検討した経緯があります。
U-KOMI導入の背景や決め手についても教えてください。
オフラインでの口コミに加え、ECでのレビューが重要だと感じていた背景があります。STEAM CREAMは肌に直接つけるものですが、ECでは直接お試しができません。また、弊社では環境への配慮からサンプルは製造しておらず、試用可能な常設店も全国で6店舗しかないため、試せる機会は多くありません。
最も大きな導入の決め手は、コストを大幅に抑えられることでした。具体的には、1通あたりのコストが4分の1程度になりました。
また、カートとの自動連携ができる点や、レビューの表示・非表示をAIが自動で行ってくれる点も決め手でした。管理画面が日本語であり、メインの担当者でなくても直観的に操作できることや、こちらの要望を積極的に検討し、新機能として実装していただけることなども評価ポイントです。
レビュー件数が大幅に増加。レビューをもとにしたサイト改善も
U-KOMIを導入した効果についてはいかがでしょうか?
最も実感する効果として、以前に比べレビューの投稿数が圧倒的に増加しました。月単位では、少なくとも3倍、多いときには10倍ほどの件数です。その要因として、カートとの自動連携により効率的なレビュー収集が可能になったことや、毎月の受注全てに対しレビュー依頼ができるようになったため、母数自体が増加していることがあると思います。
多くのレビューが集まることで、レビューを参考にしたお問い合わせも多くいただけるようになり、実際に購入いただけることも増えました。レビューの数が増えるにつれレビューの内容も多種多様になっており、LPやメールマガジン、LINEで配信するコンテンツの内容としても活用できています。
また、商品の内容だけでなく、サイトのUIについて率直なご意見をいただくこともあります。実際にそうした声をもとにサイト修正を行ったこともあり、UI改善の面でも効果を感じています。商品に関するアンケートは自社で定期的に行っていますが、サイトの使い勝手などに関してはアンケートを取る機会がないので、レビューという形でご意見を頂戴できるのはありがたいと思います。
最後に、今後の展望についても教えてください。
現在はインスタグラムとの連携は他社のツールを活用していますが、U-KOMIにも同じような機能が備わっているので、今後はインスタグラムも一括でU-KOMIを利用することを検討しています。
また、リピート歴や実感の程度といったカスタム質問を用いることで、閲覧されている方からの信頼を高める取り組みも進めていきたいです。