ECをきっかけにオフラインでの客数も増加。スタッフのモチベーション向上につながる効果も
京都の北部、京丹後市で酪農を営む丹後ジャージー牧場様。20年前から、牧場内の工房で乳製品を中心とした商品を製造・販売していますが、ECも強化したいという思いからU-KOMIを導入しました。今回は、丹後ジャージー牧場代表の平林 様に、U-KOMIの導入効果や今後の展望などをお伺いしました。
京丹後市で酪農を営み、牧場内の工房でチーズやお菓子などを製造・販売
まずは事業内容を教えてください。
京都の北部、日本海側にある京丹後市で酪農をしています。戦後、牛1頭からはじめて今年で74年になり、私で3代目です。祖父と両親の代から地域密着で、丹後の学校給食やスーパーなど向けにパック牛乳を製造・販売しています。
20年ほど前に直営の牧場で工房を立ち上げ、そこでナチュラルチーズやジェラート、お菓子を作っており、週末にはそのチーズを使ったピザのレストランもやっています。店では約20種類の商品を製造、販売しており、これだけ多くの品数を揃えているところが私達の自慢です。
ピザ窯はイタリアのナポリから仕入れていたり、エスプレッソマシーンを導入しておいしいコーヒーも出していたりと、一つひとつの工程やサービスに本気で取り組んでいます。
「丹後ジャージー牧場」という名の通り、現在はジャージー牛を40頭ほど飼育しており、乳製品の製造から販売まで一貫した経営を行っています。
U-KOMI代表と知り合い、人柄を信頼して導入に至る
レビューツールを導入しようと思った背景についても教えてください。
牧場にはたくさんのお客様に来ていただいているのですが、売上の比率としてオンラインでの販売が弱かったため、強化したいという思いがありました。そうしたときに、共通の知人を介してU-KOMIの代表であるライリーさんと知り合い、レビューツールのサービスを行っていると聞いたので、まずは試験的に導入してみようと思いました。
他のレビューツールもある中で、U-KOMIを導入した決め手は何でしょうか?
一番の決め手は代表のライリーさんが信頼できる人物だと思ったことです。また、そもそも他のレビューツールにどのようなものがあるのか知らなかったので、U-KOMI以外のツールを導入する選択肢はありませんでした。
オンラインの販促強化として広告媒体の活用は考えていらっしゃいましたか?
広告は打っておらず、SNSのみで宣伝を行っています。店のチラシにサイトの情報を載せているので、お店に来られた後でサイトやSNSをご覧になるお客様も多くいらっしゃいます。
直接来場→ECだけでなく、ECでの購入後に来場されるお客様が増加
U-KOMIを導入したことでどのような効果がありましたか?
U-KOMIを導入してからECでの注文が増加しました。今までは画像を見るだけだったり、あるいは一度牧場に来てくださったりしたお客様が再度ECでも購入するパターンしかなかったのですが、レビューを掲載することでオンラインでの購入が増え、その後直接牧場に来られるお客様も増えました。
また、良いレビューを社内で展開し、スタッフが読むことでモチベーションアップにもつながっています。レビューがたくさん集まると「これだけウチのことを知っている人が多いんだな」と再確認できる点も、スタッフのやる気アップに役立っています。
レビューを通してお客様とのコミュニケーションがとりやすくなったのも良かった点です。
またインスタグラムとも連携しており、公式アカウントとして写真を掲載しています。
最後に、今後の展望や要望等についても教えてください。
ポイントカードを導入したいと思っています。オンラインではポイントがつくようになっているのですが、それと店頭でのポイントを併用できるようになるといいなと思います。
オンラインとオフラインを融合させたポイントのイメージでしょうか?
そうです。具体的に今考えているのはLINE公式アカウントの導入で、たとえばLINE経由でレビューを獲得できるとさらに良いなと思っています。
また、現在はレビューをもとにした商品開発や改善などには着手していませんが、多くの方から似たご要望をいただくことがあれば活用していきたいと思っています。